事件の概要

  • 税理士法人から独立する際に顧客企業の情報を不正に持ち出した
  • 不正競争防止法違反(営業秘密領得)とマイナンバー法違反(不正取得)の疑い
  • 税理士の男(39)とアルバイトの女(33)を逮捕
  • 2人は税理士法人を退職し、税理士事務所を立ち上げた
  • 2人の退職後に、顧客の解約が相次ぎ、事務所側が不審に思って調査
  • 2人が退職前に企業11社と個人事業主2人分の顧客データを不正取得した形跡が見つかった

コメント(課題・問題点・防止策等)

  • 独立や転職の時に顧客情報や秘密情報を持ち出す事例はよくあります
  • 企業からの要求というよりも、認められたいという思いからお土産として持ち出すことも(企業にとっては迷惑かも)
  • 顧客情報の持ち出しだけなら不正競争防止法違反(営業秘密領得)だけになりますが、おそらく顧客情報のなかにマイナンバーが含まれていたことでマイナンバー法違反(不正取得)も適用されるということでしょうね。罪が重くなりますよね。
  • 雇い入れ時の雇用契約書と誓約書が必要ということですね。損害賠償の項目も入れておかなければ?
  • 税理士とアルバイトが新しい事務所を立ち上げというのも人間不信になりそうかな
  • 解約が相次いだとあるけど、そんなに簡単に税理士を乗り換えるのかな?
  • ちなみに、氏名や事務所を実名報道しているところとしていないところがあります

ニュース記事の紹介

※下記に紹介している記事や動画は時間の経過とともに削除される場合がありますのでご了承ください。また、新しいニュースがあれば追加します。
※個人情報の一部は伏字にしています

【京都新聞】税理士法人から顧客情報不正持ち出し 容疑で税理士ら2人逮捕 2022年1月19日

税理士法人から顧客情報不正持ち出し 容疑で税理士ら2人逮捕
2022年1月19日

 税理士法人から独立する際に顧客企業の情報を不正に持ち出したとして、京都府警生活保安課と中京署は19日、不正競争防止法違反(営業秘密領得)とマイナンバー法違反(不正取得)の疑いで、京都府長岡京市の税理士の男(39)と京都市下京区のアルバイトの女(33)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、2人の逮捕容疑は共謀して2020年6月17~30日、当時勤務していた中京区の税理士法人で、取引先の企業2社の財務情報や社員の給与、マイナンバーなどの個人情報をハードディスクに複製して持ち出した疑い。2人は容疑を認めている。

 捜査関係者の説明では、2人は同年6月末に税理士法人を退職し、京都市内に税理士事務所を立ち上げた。その後、同法人の顧客が契約を解除するケースが相次ぎ、不審に思った法人側が調査したところ、2人が退職前に企業11社と個人事業主2人分の顧客データを不正取得した形跡が見つかったという。

 府警は、2人が自らの顧客を増やす目的で、法人から持ち出した情報をもとに営業活動を行っていたとみて調べている。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/714010

【読売新聞】顧客のマイナンバー情報、元勤務先から不正に持ち出す…税理士ら2人逮捕 2022/01/19

顧客のマイナンバー情報、元勤務先から不正に持ち出す…税理士ら2人逮捕
2022/01/19 14:30

 勤務していた税理士事務所から、顧客のマイナンバー情報などを不正に持ち出したとして、京都府警は19日、京都市の税理士事務所の代表で税理士の男(39)ら2人を不正競争防止法違反(営業秘密の領得)とマイナンバー法違反(個人番号の取得)の両容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。府警は顧客を奪う目的で持ち出したとみている。

 捜査関係者によると、他に逮捕されたのはアルバイトの女(33)。2人は2020年6月、当時勤務していた京都市内の税理士法人事務所で、顧客2社の財務情報のほか、従業員らの給与情報やマイナンバー情報をパソコンから外付けハードディスクにコピーし、持ち出した疑い。いずれも容疑を認めているという。

 2人は、パソコンにかけられていたパスワードを知りうる立場だったという。男は20年夏頃に独立し、女も退職して、男の事務所で働いていたという。

 被害を受けた事務所では、20年10月頃から顧客の解約が相次ぎ、事務所側が不審に思って昨年3月に府警に相談。パソコンに残った記録などから、2人が浮上した。パソコンには、十数社分の顧客情報が持ち出された形跡があったといい、府警が関連を調べている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220119-OYT1T50167/

【毎日新聞】顧客のマイナンバー、元勤務先から持ち出した疑い 税理士ら逮捕 2022/1/19


顧客のマイナンバー、元勤務先から持ち出した疑い 税理士ら逮捕

毎日新聞 2022/1/19

 元勤務先の税理士事務所から顧客のマイナンバーを含む営業情報を不正に持ち出したとして、京都府警は19日、「****税理士事務所」(京都市下京区)代表の税理士、****容疑者(39)=長岡京市=と同事務所アルバイト、****容疑者(33)=京都市下京区=を、不正競争防止法違反(営業秘密の領得)とマイナンバー法違反(個人番号の取得)の両容疑で逮捕した。府警は顧客を奪う目的だったとみている。

 逮捕容疑は2020年6月下旬、共謀して2回にわたり、2人が当時勤務していた京都市中京区の「税理士法人****」で、営業秘密に当たる顧客2社の財務情報や、その社員10人分のマイナンバーを含む給与情報などを、パソコンから外付けハードディスクにコピーして持ち出したとしている。ともに容疑を認めているという。

 府警によると、2人は直後の6月30日に勤務先を退職し、その後現在の事務所を設立した。同年10月ごろ、元勤務先で顧客の解約が相次いだため社内調査を実施したところ、顧客情報を管理していたパソコンから情報を持ち出した形跡が見つかり、21年3月に府警に相談していた。****容疑者は、元勤務先では課長職で、顧客情報が保存されているパソコンへのアクセス権限を持っていたという。

 府警によると、他にも9社の情報が持ち出された形跡がある。今後、情報を営業活動に使用したのかも含め、調べを進める。

https://mainichi.jp/articles/20220119/k00/00m/040/234000c

【産経新聞】顧客情報持ち出し疑いで京都の税理士ら逮捕 2022/1/19

顧客情報持ち出し疑いで京都の税理士ら逮捕
2022/1/19 17:55

元勤務先の税理士法人から顧客情報を持ち出したとして、京都府警生活保安課は19日、不正競争防止法違反容疑などで、税理士の****(39)=京都府長岡京市今里=と、アルバイトの****(33)=京都市下京区善長寺町=の両容疑者を逮捕した。容疑を認めている。

逮捕容疑は、共謀して令和2年6月下旬ごろ、勤務していた京都市中京区の税理士法人事務所で、顧客である2法人の財務・給与情報をハードディスクに複製し、不正に入手したなどとしている。

同課によると、同年6月末に2人は退職。****容疑者は独立して税理士事務所を開業し、****容疑者も同所に勤務している。2人は計11法人などの情報を得たとみられ、同課は独立後の顧客獲得のために不正入手したとみて調べている。

同年10月、元勤務先の税理士法人で顧客離れが相次ぎ、同法人が内部調査を実施。パソコンの操作履歴を調べたところ、2人が情報を持ち出した形跡が見つかり、府警に相談していた。

https://www.sankei.com/article/20220119-MQCLOI6FYJIOPF77HG6CIZVH6Q/

【NHK関西 NEWS WEB】京都 税理士ら2人逮捕 顧客企業や社員の情報持ち出した疑い 01月19日

関西 NEWS WEB
京都 税理士ら2人逮捕 顧客企業や社員の情報持ち出した疑い
01月19日 18時11分

京都市の税理士法人で勤務していた39歳の税理士ら2人が、営業秘密にあたる顧客企業の財務情報や社員のマイナンバーなどの情報を不正にコピーして持ち出したとして、警察に逮捕されました。

逮捕されたのは、京都市中京区の税理士法人で勤務していた税理士の****容疑者(39)と事務員だった****容疑者(33)の2人です。
警察によりますと、2人はおととし6月、事務所のパソコンに保管されていた営業秘密にあたる顧客企業2社の財務情報のほか、社員の給与やマイナンバーなどの個人情報が書かれたデータをハードディスクにコピーして持ち出したとして不正競争防止法違反などの疑いがもたれています。
****税理士は直後に事務所を退職して独立していて、顧客が次々と解約していくことに気づいた事務所が調べたところ、顧客情報を不正に持ち出したとみられることがわかったということです。
警察の調べに対し2人は容疑を認めているということです。
このほかに少なくとも11の企業や個人事業主の情報を持ち出したとみられる記録が残されているということで、警察は独立後の税理士業務に役立てようとしたとみて、詳しいいきさつを調べています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220119/2000056699.html
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