事件の概要

  • JAのATMの現金精査を行ったところ、現金476万円の不足が発生したため内部調査
  • JA20代男性職員がATM保管の現金の一部である476万円を現金精査の業務中に抜き取り着服し、その後も不正な手続きで着服を隠蔽していたことが判明
  • 現金精査の作業は2人1組で行っていたが、一緒にいた職員は気付かなかった
  • 後日、別の職員がこのATMで同じ作業をした時に、不正に気づいた
  • 「着服した金は競馬に充てた」と話しているとのことで、すでに親族から弁済された

コメント(課題・問題点・防止策等)

  • 2人1組の作業中に476万円もの現金を1回で抜き取ることができたのは、悪意を持って盗もうとして行わなければできない行動です
  • それほどまでにお金に困っていたという追い込まれた状態だと思われ、日常業務も気が気でない精神状態だったかもしれません
  • そういう状態にまわりの職員や上司が気づくことができるのかといえば、なかなか気づきにくいかもしれないです
  • 2人1組という安全対策で基本的には大丈夫なはずですが今後の対策が難しいですね

JAふくしま未来 公表資料 元職員による不祥事件の発生について 2022.04.15

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重要なお知らせ
元職員による不祥事件の発生について
2022.04.15

元職員による不祥事件の発生について

https://ja-f-mirai.or.jp/important/?id=84

元職員による不祥事件の発生について(PDF)

令和4年4月15日
組合員・利用者の皆さまへ
ふくしま未来農業協同組合
代表理事組合長数又清市

元職員による不祥事件の発生について

 このたび、当組合におきまして下記の不祥事件が発生いたしました。
 地域社会に根ざした組織としての社会的役割を担い、信用を第一として高い倫理観が求められるなかで、役職員一同深く反省するとともに、組合員をはじめ利用者の皆さま、ならびに関係する皆さまに心よりお詫び申し上げます。

1.事件の概要
1)令和4年3月24日に店外ATM梁川南給油所コーナーの現金精査を行ったところ、現金476万円の不足が発生したため内部調査を進めた結果、3月10日にATM現金精査を担当した元職員が当該ATM保管の現金の一部である476万円を抜き取り着服し、その後も不正な手続きで着服を隠蔽していたことが判明しました。
(2)被害額は476万円で、元職員の親族から既に全額弁済されております。
(3)元職員は、梁川総合支店配属の20代、男性です。
(4)元職員は、着服した現金を遊興費に充てておりました。
(5)本件は、ATM内に保管されている現金の着服でありますので、利用者の皆さまの取引に直接影響を及ぼすものではありません。
2.関係機関への報告等
 事件発覚後、監督官庁等に報告しております。
3.人事処分
 元職員については、令和4年4月14日付で懲戒解雇処分としております。
 本件関係者についても厳正な処分を行います。
4.今後の対応
 今回の事件を厳粛に受け止め、綱紀の粛正・内部管理体制の強化を図り、信頼回復と再発防止に向けて役職員が一丸となって取り組んでまいります。

元職員による不祥事件の発生について

ニュース記事の紹介

※下記に紹介している記事や動画は時間の経過とともに削除される場合がありますのでご了承ください。また、新しいニュースがあれば追加します。

【テレビユー福島】JA職員が476万円着服し懲戒解雇(福島県)2022/04/16

JA職員476万円着服(福島県)
国内
2022年4月16日(土) 13:10

JAふくしま未来の職員が、ATMに保管されていた現金約500万円を着服していたことがわかりました。

現金を着服したのは福島県のJAふくしま未来梁川総合支店に勤務していた20代の男性職員です。

JAふくしま未来によりますと、この職員は3月10日に伊達市内のATMで現金精査の業務中に、ATMから現金476万円を抜き取り、着服したということです。

その後、ATMの現金が不足していることに別の職員が気づき、内部調査で着服が発覚しました。

着服した現金は競馬などの遊興費に使っていたということで、JAふくしま未来はこの職員を4月14日付けで懲戒解雇しました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/23294

【福島中央テレビ】ATMから現金476万円を抜きとり着服 JAの男性職員「懲戒免職」2022.04.16

2022.04.16(土) 16:39

ATMから現金476万円を抜きとり着服 JAの男性職員「懲戒免職」

「JAふくしま未来」に勤務する20代の男性職員が、現金約470万円を着服していたことが分かった。
JAふくしま未来によると、着服していたのは、伊達市の梁川総合支店でATMの現金精査を担当していた20代の男性職員。
男性職員は、先月10日にATMに保管されていた現金476万円を抜きとり、着服していたという。
別の職員がATMを確認したところ、現金に不足がみられ、内部調査を進めた結果、着服が発覚した。
着服した現金は、遊興費に使っていたということで、すでに親族から返金されている。
JAふくしま未来は、この男性職員を14日付けで「懲戒解雇」の処分にしている。

https://www.fct.co.jp/news/news97hgbzyfn3l1me95it

【読売新聞】ATMの現金入れ替え時、「競馬のため」476万円抜き取る…2人1組の同僚気づかず 2022/04/16

ATMの現金入れ替え時、「競馬のため」476万円抜き取る…2人1組の同僚気づかず
2022/04/16 21:10

 JAふくしま未来は15日、現金自動預け払い機(ATM)の中から現金476万円を着服したとして、梁川総合支店(福島県伊達市)の20歳代男性職員を懲戒解雇にしたと発表した。全額弁済されたが、同JAは刑事告訴を検討している。

 発表によると、男性職員は3月10日、梁川南給油所のATMの中に残っている現金を入れ替える際、現金を抜き取った。作業は2人1組で行っていたが、一緒にいた職員は気付かなかった。後日、別の職員がこのATMで同じ作業をした時に、不正に気づいた。男性職員は「競馬のために着服した」と話している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220415-OYT1T50325/

【NHK福島 NEWS WEB】JAの20代職員 476万円着服した疑い 解雇処分に 04月15日

福島 NEWS WEB

JAの20代職員 476万円着服した疑い 解雇処分に

04月15日 20時15分

「JAふくしま未来」に勤務していた20代の職員がおよそ480万円を着服したとして、懲戒解雇の処分を受けました。

14日付けで懲戒解雇の処分を受けたのは、福島市に本店があるJAふくしま未来の梁川総合支店に勤務していた20代の男性職員です。

JAふくしま未来によりますと、元職員は先月10日、梁川南給油所に設置されているATMに入っている現金を確認する際、一緒に作業していた職員の目を盗んで476万円を抜き取り着服したということです。

先月24日にATMの現金が不足しているのが発覚し、本人に確認したところ着服を認めたということです。

JAの聞き取りに対し、元職員は「着服した金は競馬に充てた。申し訳ないことをした」と話しているということです。

着服した金は元職員の家族から全額弁済されたということで、JAふくしま未来は刑事告発するかどうか検討するとしています。

JAふくしま未来の数又清市代表理事組合長は「組合員をはじめ利用者の皆様、関係する皆様に心よりお詫び申し上げます。綱紀の粛正・内部管理体制の強化を図り、信頼回復と再発防止に取り組みます」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20220415/6050018173.html