事件の概要
- 商工会の経営支援員として勤務していた30代男性職員が計533万円を着服
- 元職員は2018年6月に採用され、不正な経理は2019年4月から2023年8月まで3年半にわたり延べ119回行われた。
- 三つの会計預金を不正に引き出し、つじつまを合わせるために会計間で金を動かし、領収書や会計伝票を偽造。関係書類も故意に破棄するなど隠蔽(いんぺい)を図った。
- 懲戒解雇処分。全額が弁済されたことから刑事告訴はしない。
コメント(課題・問題点・防止策等)
- 中途採用されて1年後には不正経理をしていたことから、商工会としてはやるせない感じですね。
- 書類の偽造など、悪質性が高いと思います。3年間どのような仕事ぶりだったのか気になります。
- そして、3年半という長期間の不正をチェックできなかった管理体制にも問題があります。おそらく1人で会計まで担当できるという環境があったのかもしれません。
ニュース記事の紹介
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【岩手日報】男性職員が533万円着服 西和賀商工会、懲戒解雇 2023.10.24
2023.10.24
男性職員が533万円着服 西和賀商工会、懲戒解雇
岩手県商工会連合会(****会長)は23日、西和賀町の西和賀商工会(****会長)に勤務していた30代男性職員が計533万円を着服していたと発表した。三つの会計預金を不正流用した。19日付で懲戒解雇処分。全額が弁済されたことから刑事告訴はしない。連合会によると、元職員は2018年6月に採用され、同商工会で経営支援員として勤務。不正な経理は19年4月から今年8月まで延べ119回行われた。
元職員は担当する三つの会計預金から不正に引き出し、つじつまを合わせるために会計間で金を動かし、領収書や会計伝票を偽造。関係書類も故意に破棄するなど隠蔽(いんぺい)を図った。
https://www.iwate-np.co.jp/article/2023/10/24/152495