事件の概要
- 愛知県の常滑商工会議所の経理担当をしていた50代の嘱託職員の女性
- 2019年11月からおよそ1年半にわたり、155回あわせておよそ1500万円を横領
- 決算前に別の職員が気付き、着服が発覚
- 女性は横領した金を「交際相手の借金返済に充てた」とのこと
- 懲戒解雇処分となり全額返済するということで示談が成立
- 弁護士らで構成する「調査特別委員会」を立ち上げ
コメント(課題・問題点・防止策等)
- 1年半だったら70週間として、週に2回、1回あたり10万円のざっくり計算になりますので、かなり日常的な横領です
- 自分のための横領ではなく、「交際相手の借金返済」というのが切ない
- ばれるのは時間の問題でしょうし、引くに引けない心理状態に追い込まれていたのかも
- そうすると、経理の決済の体制がどうだったのかという問題になります
- ここまでの回数で、不正を気づけなかったのはなぜだろう
- また、正規職員ではなく、嘱託職員というのも責任の大きさと管理体制でどうなのだろうかなと
- 今後の調査結果を待ちたいと思います
ニュース記事の紹介
※下記に紹介している記事や動画は時間の経過とともに削除される場合がありますのでご了承ください。また、新しいニュースがあれば追加します。
【東海テレビ】 常滑商議所で1500万円着服 刑事告訴検討、嘱託職員を懲戒解雇•2021/06/21
「交際相手の借金返済に充てた…」商工会議所で約1500万円を着服 嘱託職員の50代女性が懲戒解雇に
2021/06/21
愛知県の常滑商工会議所で嘱託職員だった50代の女性が、およそ1500万円を着服していたことがわかりました。
常滑商工会議所によりますと、嘱託職員だった50代の女性は2019年11月からおよそ1年半にわたり、一般会計と共済制度会計などの口座から155回にわたって計約1500万円を引き出し着服していたということです。
決算前に別の職員が気付き、着服が発覚。女性は「交際相手の借金返済に充てた」などと話しています。
会議所は女性を5月に懲戒解雇処分とし、今後調査委員会を立ち上げ詳しく調べる方針です。
リンク切れ
【東海テレビ】借金返済や遊興費に使ったか…経理担当だった50代職員が約1500万円横領 商工会議所が調査特別委設置 2021/6/22
※リンク先にニュース動画あり
借金返済や遊興費に使ったか…経理担当だった50代職員が約1500万円横領 商工会議所が調査特別委設置
06月22日愛知県の常滑商工会議所の嘱託職員が1500万円あまりを横領した問題で、商工会議所は調査特別委員会を立ち上げて経緯などを調べることになりました。
愛知県の常滑商工会議所によりますと、当時経理担当をしていた50代の嘱託職員の女性は、2019年11月からおよそ1年半にわたり、155回あわせておよそ1500万円を横領していました。
この問題を受け、常滑商工会議所は22日に会見を開き、横領のいきさつなどについて調べるため、弁護士らで構成する「調査特別委員会」を立ち上げたことを明らかにしました。
女性は横領した金を借金返済や遊興費に充てていたとみられ、5月末で懲戒解雇処分となり全額返済するということで示談が成立しています。
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20210622_177897