事件の概要

  • 佐賀県の唐津信用金庫山本支店の元支店長の50歳の男性職員
  • 流用は1998年11月から2021年1月までの間
  • 知人や顧客など33人の名義を不正に利用(当初は家族名義のカードローンを流用し、13年には知人名義の個人ローン)
  • 投資・競艇・ギャンブルに使用した
  • 20年以上にわたり総額2億4770万円を不正に流用
  • 懲戒免職処分とともに、業務上横領と詐欺の疑いで告訴
  • 事件自体は4月に発覚し、報道されていたが、今回の報道で告訴されたことが判明

コメント(課題・問題点・防止策等)

  • 投資の資金を調達するために名義を借りたのかも。投資で儲けたら返したらばれずにすむいう考えだったかも(結局はばれる)。
  • 最初は家族名義等で借入してたが、うまくいかず、2013年から知人名義で個人ローンをして投資資金にしたのか。
  • 投資で莫大な利益を出している人もいるが、多くの素人は損失するもの。結局は、投資に失敗して自転車操業で資金を調達したと思う。
  • 家族名義であれば、何とあkなったかもしれないが、知人名義にしたことで明確に詐欺案件になった
  • おそらく毎月の返済は自分でしていたのだろうが、名義を利用された人には何も連絡をしていなかったのか?
  • それよりも、20年以上流用し続けることができたのは組織的にも問題がなかったのか気になる。
  • 立場を利用したとしても、長年、不正が明るみにならないことが驚き
  • 1人で経理を担当していた場合の横領着服はよくあるが、厳格な審査のある信用金庫でおこったことは重大な問題

ニュース記事の紹介

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【九州朝日放送】約2億5千万を私的流用か 唐津信金元支店長を告訴 2021/08/26

約2億5千万を私的流用か 唐津信金元支店長を告訴
佐賀| 08/26 17:16
約2億5000万円もの融資金を私的に流用していたとして、唐津信用金庫の元支店長の男性が、業務上横領と詐欺の疑いで刑事告訴されました。

刑事告訴されたのは、唐津信用金庫・山本支店の元支店長の男性(49)です。

唐津信金によりますと、1998年11月から今年1月までの間、顧客など33人の名義を使い、融資申込書を偽造するなどして得た金を私的に流用する不正を重ねていたということです。

私的に流用された金額は合わせて2億4770万円にのぼり、元支店長は「投資や競艇などのギャンブルに使った」などと話しているということです。

唐津信金は不正発覚後の4月に元支店長を懲戒解雇し「現在、損害賠償を請求する民事訴訟を検討中」としています。

https://kbc.co.jp/news/article.php?id=7649672&ymd=2021-08-26

【NHK佐賀】唐津信用金庫が元支店長を告訴 業務上横領と詐欺の疑いで 2021/8/26

佐賀 NEWS WEB

唐津信用金庫が元支店長を告訴 業務上横領と詐欺の疑いで

08月26日 17時12分

唐津信用金庫の元支店長が融資の申込書を偽造するなどして2億4000万円余りを不正に流用した問題で、信用金庫がこの元支店長を業務上横領と詐欺の疑いで警察に告訴したことが分かりました。

この事件は、唐津信用金庫の山本支店の元支店長が、顧客の名義を無断で使って融資の申込書を偽造したり、顧客の名義を借りて融資を行ったりして、ことし1月までの20年以上にわたって総額2億4770万円を不正に流用していたものです。

唐津信用金庫は26日までにこの元支店長を業務上横領と詐欺の疑いで唐津警察署に刑事告訴し、受理されたということです。

顧客の被害額については、おおむね弁済されたということです。

唐津信用金庫の山田茂司常務理事は「地域の皆様にご心配をおかけしたことを改めておわびします。警察の捜査で真相が解明されることを期待したい」と話しています。

【佐賀新聞】唐津信金が元支店長を告訴 横領、詐欺疑い 2億円超の不正私的流用巡り 2021/8/26

唐津信金が元支店長を告訴 横領、詐欺疑い 2億円超の不正私的流用巡り
11:30

 唐津信用金庫山本支店の元支店長の男性職員(50)が知人や顧客の名義で融資を申し込み、計2億4770万円を私的に流用していた問題で、唐津信金が業務上横領と詐欺の疑いで、元支店長を唐津署に告訴していたことが25日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、元支店長は1998年11月から2021年1月までの間、知人や顧客など33人の名義を不正に利用した。当初は家族名義のカードローンを流用し、13年には知人名義の個人ローンを投資に使って損失を出した。

 その後、返済しようとギャンブルに手を出し、ローンが多額になってしまったことで、13年ごろから、知人らの名義を無断で使ったり、融資申込書を偽造したりして流用を続けていた疑いがあるという。

 唐津信金は、今年4月5日付で元支店長を懲戒解雇処分にしている。告訴の詳細については「捜査中の案件で回答は差し控える」と述べた。弁済は「おおよそ終わっている」としており、元支店長に対する損害賠償請求訴訟は「今後検討する」と説明した。(取材班)

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/730378

【佐賀新聞】唐津信用金庫で2億4770万円流用 元支店長の男性職員、1998年11月から2021年1月まで 2021/4/9

唐津信用金庫で2億4770万円流用 元支店長の男性職員、1998年11月から2021年1月まで
4/9 16:23

 唐津信用金庫は9日、山本支店の元支店長の男性職員(49)が累計2億4770万円を流用していたと発表した。

 元支店長は1998年11月から2021年1月までに、取引先の名義で融資申し込み書を偽造し、融資金を流用していた。「投資や競艇、ギャンブルに使用した」と話している。

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/658231